「きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳」のCMが1991年だったそうだから、あれからもう20年も経っているわけですね。早いなぁ。
さて、話題になっているのは、ぎんさんの娘さんたち。上から、長女の矢野年子さんは97歳。三女津田千多代さん93歳、四女佐野百合子さん90歳、五女蟹江美根代さん88歳。長女と三女の方は、共にだんなさんを亡くして、いまは二人で暮らしている。四女の方と五女の方は、それぞれ一人暮らしですが、ときたま四人姉妹で揃って、大好物のすき焼きをみんなで食べるそうです。
母親であるぎんさんから長生きの秘訣として、言われたことがいくつかあるそうです。
①足を鍛えるために、歩きなさい
②魚を食べなさい
③人の手を借りないでなんでも自分でやること
(あといくつかあったのですが、失念致しました…。)
先出の通り、魚は…と言えばあまりみなさんお好きでないようですが、皆さんの生活を見ていると、それぞれ心がけていることがあるようです。
長女と三女の方は、家事を上手く分担している。
TVのスタッフの方に、「喧嘩などしませんか?」という質問に、
「するわぁ。しょっちゅうや」と。
そして、「ストレスためたらあかんの」と言います。
確かにそれぞれが言いたいことを言っていらっしゃる。
けれど、この姉妹、実に喧嘩が上手い!
さっと攻撃して、引かないほうを「はいはい」と言って勝たすのです。
4人姉妹の時は、多数決。買い物でも、二人に「いらん」と言われたら、それでジエンドとなります。
一人暮らしの佐野さんは、必ず声を出して新聞を読みます。
孤独というのは恐ろしいものだから。一人だと一日中何もしゃべらないことだってあるのだそうです。
だからこそ、ご主人が亡くなった次の日から、これが習慣になりました。
五女の蟹江さんは、重いものを軽々と運ぶ。運転もする。誰も車に乗り込むのに手を貸したりしません。
自分のことは自分でやるのです。
以上は今日見たTVの覚書だが、ネットの中にも、彼女たちの生きる知恵が、ここかしこに紹介されているから、興味がある人は見て頂きたい思います。
何も長生きなんかしなくたって、私はいいと思います。
素晴らしいのは、彼女たちの人としての在り方生き方です。
私達にはまだまだ先のこと、などと言わずに、年はいまという時間の積み重ね。現代の若者こそは、彼女たちの生き方を見ならうべきなのではないでしょうか。
夢千代
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