2012年12月16日日曜日

共に前に進みましょう(衆院選について)


今日、選挙の開票結果が出ました。(衆院選および東京都知事選)

やっぱり、と言うか。仕方ないと、言うか。。


あの2009年(平成21年)の自民から民主への政権交代から、三年が経ちました。

この三年は、我が国にとって苦難の連続でした。
政権が再び自民党に還りゆくことで、延々と続いてきた一党独裁とも呼べる55年体制の復活を懸念する声もありますが、私は決してそうではないと思うわけです。

あの2009年の交代がなぜ起こったか?自民は、そのことをもう一度踏まえて、同じ繰り返しをすることなく、改革を行っていただきたいと思うし、民主は、外側から自民を強く責めて来た割には、知行一致とならなかったことを、この時において、認識したのではないかと思います。

こう考えれば、どちらが良いとかどちらが悪いとか言うものではなく、継続する体制に胡坐をかいていては、いつまた政権交代が起きるやも知れないという、緊張感の中での政治が、これでようやく整ったわけです。

そこにはいつも国民の目が光っているということ。

民主は、今回のことを踏まえて、ぜひ経験を積んでおいていただいて、今度、また自民に不祥事が起こるようであれば、今度こそ、しっかりとした体制を敷けるような準備を、しっかりとしておいて欲しいと思います。


先ほど、TVのニュースで速報を見たばかりで、最終的な投票率がどうなったのか、把握していないのですが、16時の時点で34%。

今回は、あらかじめ結果を予測していて、「どうせ自分一人が行かなくても」と、選挙を棄権した方が少なくないのではないかと思います。

特に先日までに聞いたところによると、20代の方の投票率が、10%未満という話もありました。
これは想像するに、近年の個人主義の確たるものであると思っています。
自分の人生に直接関係がなければ、あえて触れないでおこうという傾向がこのような投票率にも表れているように思えてなりません。

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個人的な想いで言えば、ここ最近の野田総理の言動が、実に風格を帯びてきていらしており、党内においても民主党離れが続く中、実にほれぼれするようなリーダー性を発揮していらしたことを、私はこの場において非常に高く評価させていただきたいと思うのです。
これは、一党への支持云々ではなく、あくまで総理個人に対しての想いであるということを、あえて述べさせていただきます。

特にそれを感じたのが、選挙広報のCMでのお姿。

(それを再確認したいばかりに、ネットを見たら、酷いことを言う人がいるものですね。選挙は、人気投票ではありません。あくまで、誠実さと本質をこそ、見抜いていただきたいと思います。このお顔こそが、日本という国を本気で背負っているリーダーだけが成りえる顔つきなのですよ)

これは直接選挙のことを指しているのではありませんが、「人を見る目がない」と思われる方は、今の野田総理のお顔を一度しっかりと見ていただきたいと思いますね。

そのようなことから、私個人的には、民主で何人か総理が交代しましたが、彼は唯一、評価出来る方ですね。
CMをご存じない方には、文字で起こしてみましたので、その言葉だけでも、参考になさってみてください。そして、どこが政権を取ろうが、問題は山積みだという認識を私たちは決して忘れないようにしましょう。


『その一』
野田佳彦です。
この国の総理に就任して一年余り。
分かったことが一つあります。
結局、大事なことは「決めること」でした。
【自分で責任を負って決断する】
そのことだけで、物事は大きく動き出します。
日本の国のことも、人生のことも動かすのは、決断です。
今と未来への責任。

『その二』
野田佳彦です。
国論を二分するような大きな課題に、
私は逃げずにぶれずに、真正面から立ち向かいます。
【失われた20年は、決められなかった20年です】
このままの日本を、子供や孫たちに胸を張って残せるでしょうか?
やりましょうよ。前へ進みましょうよ。
動かすのは、決断です。

                                          画像:EyesPic

夢千代

2012年12月8日土曜日

歌舞伎俳優「中村勘三郎」の死について想う

先日5日亡くなられた、歌舞伎役者の中村勘三郎さんについて一言。

歌舞伎という世界は、遠いようで近く、近いようで遠いというのが、僕の中の正直な認識でありました。

どこか、お高くとまっているように思えながら、そういった概念を、覚られたかのように、あらゆるジャンルから、ポンと全然別のものを、目の前に出されたのが勘三郎さんでした。

それまでは、歌舞伎に興味の無い人が、勘三郎さんに興味を持って、歌舞伎座に足を運ぶようになった方、結構いらっしゃるはずです。

市川猿之助さんのスーパー歌舞伎もそうですが、現代は、かつてのものをそのままやっていたのでは、人は集まりません。

それにプライドを持って、そこから動けないようでは、いけないと私は想うのです。

エンターティナーとは、現代に生きる人々が、楽しむためのもの。

それに対して、過去より綿々と続いているいわばクラシックの世界が、その品位を失わずにどのように、今の人の心にその面白さを見せ付けるかの見本のような存在でしたね。

歌舞伎と言えば、6代目尾上菊五郎さんの辞世の句「まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで」が好きなんですが、自分の生きる道をひと筋に生きる姿、愛しぬく姿というものは、美しいものですね。

一人の存在が失われても、伝統はこれからも守られていくことでしょう。


寺千代

2012年11月15日木曜日

森光子さんは、日本を代表する女優さんでした



  森光子さんと言えば、私たち世代にとって、最もなじみの深い女優さんの一人でした。

  みんなのお母さんといったイメージの強い、日本の母の謙虚さと芯の強さと、ユーモアをも兼ね備えた、人としても尊敬出来る、大変存在感のある方でした。

  下記は、放浪記の舞台千秋楽、2017回終焉後の特別カーテンコールでの言葉を、当時の動画から私が起こしたものです。

     今日でこの役を、この役からさよならするとは、思っておりません、まだ。
    思えません。
 今日はもう夢みたいな、本当に、あの、現実ではないようにまだ思えます。
こんな幸せな思いをさせていただいて、本当にうれしいと思います。
      これは、毎回同じ芝居も、何度もご覧くださっているお客様皆様が、
    ご一緒に作ってくださった芝居だと思います。
  日本が素敵な国であることは、みなさん御存じでしょうけれど、
これからもみんなでいい国を支えていけるような人になりたいと思っております。
 私も、これからも、もちろん、引退なんか致しません。
  ぜひ私たちもそして若い方も一緒になって、いい国に作っていきたいと思っております。
  なんか偉そうに…言っておりますけれども、決して選挙に出るつもりはございません。
  本当に、本日はありがとう存じました。
       (この一時間前に、国民栄誉賞が正式に授与されることが決まりました)

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  森光子さん死去と同日同面。新聞の一面に、「衆院あす解散」との見出しが掲載されました。

  私も皆さんも、この国を一緒になって支えている一人です。
 
  私は私らしく、皆さんは皆さんらしく、この国に生まれた誇りを持って生きていきたい。


夢千代

2012年11月1日木曜日

母なる想い


昨日、ある方のお母様から電話がありました。

一年半前に辞めてしまった以前の、私の占いのお客様でね、本当に久しぶりのお電話で、一瞬ためらったのですが、受話ボタンを押して「こんにちは」と言いました。

 ある方とは、奥様とお子さんを残して失踪されてしまった方のことでね、ご本人もお母様も、何度か鑑定させていただいたのですが、ある日突然失踪されてしまたのです。


 仕事場で何かあったのか、「先生、私はうつ病になってしまいました」とのメールをいただいたことがありました。
 ところがうつ病だけではなかった。失踪してからも、二度ほどメールをいただいたので、とても言葉に気を付けながら、「ご家族に連絡して差し上げてください」とご返信したのですが、その言葉をまともに受け取っていただくことが出来ず、また音信不通になってしまいました。


 失踪してから、もう三年にもなるでしょうか?

 ご本人は、私よりも10歳も年長の方ですから、お母様といえばかなりのお年になります。

 そのお母様が、私にあった電話の内容というのはこうでした。

「あの、私は最近、息子に何度連絡をしてもつながらないので、もう番号を変えてしまったと思っていたんですけど、メールを送ったら『あちらに届きました』というメッセージが出るんですよ。それでこちらからは届いているかと思って、毎日メールを送っているんですけど、これって息子に届いているんでしょうか?」


 私は、このお母様が不憫でなりませんでした。

 もちろん、失踪されたご本人にも、出てこれない事情というものがおありでしょう。

 ただ、私は、一人の人間として、このお母様の息子さんを想う一途な気持ちを、黙って見ていられませんでした。
 以前のアドレスを引っ張り出して、ご本人にメールをしてみたんですけれど、デーモンメールで戻ってきてしまう。それをまたお母様に電話してお伝えすると、「Eメールじゃなく、番号で送れるやつです」っておっしゃるから、「わかりました」って、またショートメールをご本人に送りました。

 本当は、ショートメールって好きじゃないんです。要件のみならず、意思を伝えるには、たった数十文字は短すぎますから。それでも、三通に振り分けて、送ってみました。もしかしたら、通じないかもしれない。もしかしたら、他の方の番号でご迷惑になってしまったかも知れない。でも、お母様のたんたんとした無心に息子さんのことを思う気持ちに、人として動かずにはいられなかったのです。


夢千代
                                 画像提供:写真素材館

2012年10月31日水曜日

無為不待(むいふたい)

 毎日、自分が水を与える役目を請け負うことで、花を愛でる気持ちが自然と湧いてくる。

 この大輪の白菊の花々も、それに応えるように、いつまでも美しく咲き誇っている。


 もの言わぬ花たちは、人を疑うことを知らない。

 人を陥れることもないし、人の心を傷つけ、自分勝手な意見をすることもない。


 私がもし花たちに水をやらなければ、彼らはただ時間を経て枯れていくだけだ。

 今でも少しづつ枯れ始めてはいるけれど、私の目には見えない中のほうを枯らすばかりで、命ある限り、彼女たちはただただ懸命に、行きつづけようとする。


 あいだみつをさんの書に、『無為不待』と書かれた一編の詩があったことを思い出す。

 無為不待とは、仏教の言葉で、「誰の目にもとまらず、誰にも知られることなく、ひっそりと咲いて、ひっそりと一人死んでいく、崖の途中に咲いているような花のことを意味する」のだということをその詩によってはじめて知った。


 
この大輪の白菊の花々も、私が水をやることがなければ、きっと誰も世話をするものがなく、それでも命のあらん限り咲き続けて、やがて枯れていくのだろうなと思ったとき、花の、儚くも強く美しい生きざまを感じ、またいっそう愛でる存在となるのである。


 …人はなぜこのように生きられないのであろう

 人はなぜ、ただ生きようとするものに、生きる条件をつけなければならないのだろう。

 人はなぜ、美しく咲いている花を、わざわざ手折って、自分のものにしてその花の寿命を縮めることをするのだろう。

誰のために生きるのでもない
誰かに愛されることを望むこともない


いっそ、そのような心を持てたら、いいのに。。


夢千代
                                       写真 淀屋橋心理療法センター

2012年10月12日金曜日

地震にご用心


先ほど、千葉県東北部において、震度4の地震がありました。

私は、2011年が始まる頃に、暦を観ながら、いったい何が起きるのだろうと思っていた配置が、その年の三月でした。

私の運営する私塾「紫微垣」の生徒さんから、今年、また何か起きるとしたら、いつごろですか?という質問を何度か受けました。


もし、昨年程ではないにしろ、再び大きな揺れがくるのだとしたら、私は今月だと思っています。

場所は、先ほど震源地となった所と、さほど遠くないような気がします。
もう少し、北の方も注意が必要ではないかと思います。

「予言は、当てることが目的ではなく、出した瞬間に流れて外れるのだ」と言われていますから、私もそんな気持ちを込めて--。

何か起きる前にこそ、心をしっかりと強く持って生きていきましょう。
私たちは、良い時も悪い時も、良い人間であらねばなりません。

「備えあれば、憂いなし」です。


夢千代

2012年9月10日月曜日

幸せってなんだっけ

                                                     写真提供:沖縄の無料写真素材館

 最近、あまりTVを観ないんですけど、たまたまつけたNHKのドラマ10 つるかめ助産院~南の島から(第二回)良かったですね。

 今、世の中で何が大切かって、幸せの価値観というか、まったく分からなくなってしまっている時代でね、ある方からいただいたメールを見ていた時に、幸せはお金だと言い張るその内容に、それは違うよ、お金なんて幸せの順番から言えば、4番目か5番目だって。そんなことを返したんですけれど、なんだか虚しくてね…

「幸せの価値観は人それぞれ違います」という言い張る彼女のことをずっと考えていたら、僕が鑑定で会ったお客様、確かにそういう方多かったなって。
 ずっと幸せは、目に見えるものじゃない。昔と今は違うんだろうか?たとえ周囲がその人に振り回されてしまうことがあったとしても、その人の幸せだというその欲求を、果たしてやることが、本当に正しいことなんだろうか、そう思っていました。

 僕の奥さんと、幸せとは何か?ということについて、これまでも、ずっとずっと話してきたけれど、僕だって少しはお金が人を幸せにするんじゃないかという気持ちが、正直あったんです。
でもね、奥さんは幸せはお金じゃないって言うの。何度聴いても、そうじゃないって。

 それじゃあ、君は何が幸せなんだと思うと聞いたら、「命」だと言うのね。

 僕は、「愛」だと思うと言った。

 幸せは、愛があってこそ、幸せになれると思っている。僕の言う愛というのは、SEXの快楽で一時、現実を忘れて夢見ているような愛じゃなくってね、どんなことがあっても、決して見捨てない、思いやりを持ってその人を受け止めるいつまでも変わらない心のことでね、やはり僕と奥さんの幸せの原点は、「目に見えないもの」なんですね。

 でも、世の中たくさんの目に見えるものが、ちりばめられていて、それを消費することによって、社会が廻っているから、物事の善悪も、幸せの価値観も物質的なもの中心になっていくんだけれど、お金がない人には、決して幸せな世の中ではないのね。その大いなる矛盾の中にいるとね、やっぱりお金なんだろうかってついついそう思っちゃうのね。

 ただ、お金を求めている人の共通点って、どこか刹那的でね、今が良ければそれでいいという。僕みたいに、死後の世界をずっと意識せざるを得ないような環境にいた人間にとっては、なんだか虚しくなってくる。死んだらお金なんて使えないものね。老後にお金を持っていても、孤独でどうしようもない老人だって、どれほどいることでしょう。


 大切なものは、命だと言いました。
 大切なものは、愛なのだと。


 今日、第二回目のつるかめ助産院は、まさにこの命と愛がテーマでした。
 生まれてくる命。それを人間の身勝手な、ご都合で、無きものにしようとする行為。
赤ちゃんを誕生させることが、赤ちゃんを授かった女性の、今の不幸になるから、
それを無きものとします…

 そんな幸せや、そんな自由がまかりとおるのだとしたら、
 これは「幸せの価値観」などと言っていられない。

 人を無きものにしたり、人の不幸の上でなければ確立しない個人の幸せなど、
 傲慢以外の何物でもありません。

 主人公である赤ちゃんを授かった女性と、相談を受けた助産師のそれぞれの葛藤と選択が、
実に人間らしい。僕の良く知っている、見ていて安心する「物語」でした。
 こういう世の中だからこそ、こういうドラマをこれからも、忘れずに、たくさんやって欲しいと思っています。

 沖縄の海もきれいでした。
 人々の瞳や、助け合う心たちも美しい。
 そんな人たちと食べる沖縄の食卓は、さぞかし美味しい食事となることでしょう。


  赤ちゃんを授かった女性は、仲里依紗が演じています。「時をかける少女」に出ていた頃と変わらず、嬉しかった。
 誰かに似てきたなと思ったら、若い頃の中嶋朋子さんにそっくり。

 ちゅらさんに出て来たおばぁ(平良とみさん)やゴリもちょこっと出ていたことも、嬉しかったです。


夢千代


2012年8月2日木曜日

お地蔵様の笑顔


先日、バスに乗った時、小銭の持ち合わせがなくて、なんと一万円札しか財布に入っていなかったことがありました。

いつもはそんなことはなく、きちんと小銭を用意してから、バスに乗るようにしているんですが、この日はたまたま、妻と目の前に来たバスに飛び乗ったあとに、そのことに気がついたんですね。

「どうしようか」
「仕方ないよ。降りる時に運転手さんに言ってみようよ」

僕達が座った席は、運転手さんの真後ろの席でしたから、そのことは間違いなく、運転手さんにも聞こえていたはずなんですね。でも、運転中に声をかけるようなことは、迷惑だと思って、とにかく話をそこで打ち切ろうとしたんです。

とんとん、と僕の肩を叩く人がいました。

(ん?)

と思ってその手を差し出した人の反対側の手から、すっと100円玉が指し出されたんです。

「これ使ってください」

通路を挟んで反対側のいちばん前に座席に座っていた50歳くらいの男性が、そう言って僕に100円を渡したてくれたんです。

「え、でも…」

「いいんですよ。使ってください」

「ありがとうございました。私○○に住んでいる夢千代と申します。どこかでお会いしたら、その時にお返ししますから」

何もおっしゃらずに、静かに微笑みながら、そのままバスに乗って行ってしまわれました。

当のバスの運転手さんはと言うと、

降りる時に、
「細かいのを用意してください」って…。

ちょっとがっかりしましたね(+o+)
どうして、

「いい方がいて、良かったですね」

と言えないんでしょう?
職務をまっとうすることだけが、仕事と言えるのでしょうか?

それに比べて、100円の紳士は、まるでお地蔵様のような方でした☆


…そこで思い出したんですね。



その日の前、実家に行った時に、母が模様替えをしていました。

神棚の下に置いてあった、僕のお地蔵様がよそへ置かれて寂しそうな顔をしていたんです。


このお地蔵様は、僕が小学校の時に鎌倉のお土産やさんで買ってきた、石造りのお土産ものです。
不思議昔から、このお地蔵さんに願いを掛けると、ちゃんとそれが叶っていました。
そして、お地蔵様の隣りには、同じ頃に買った長谷の大仏さんの小さな姿の像が、いつも置かれていました。
僕は、この二体を紫微垣に持って来て、そのままお祀りしたばかりでした。

子供の頃からずっと、僕を見守ってくれていたお地蔵様。。

なんとなく、実家にあるいつもの場所に置いてあるのを見て、安心していた自分がいたんですけれど、やっぱりこれからもずっとそばにいて、見ていただいていたほうが良いですよね。


これからもよろしくお願いします(^。^)


夢千代
                                                  お地蔵様画像

2012年7月25日水曜日

天使からのメッセージ

皆様、お久しぶりです。夢千代です。

 私には、とても素敵な仲間がいます。


 その仲間たちは、何かあったら互いに助け合いながら、みんなで幸せになっていくことの出来る、ソウルメイトです。

 「何か」と言ったって、何の強制もありません。

 ただ、人を慈しみ、自分を大切に出来る人であること。


何かあった時に、ふと「私はひとりじゃない」と思いだせるそんな仲間なんです。

そんなソウルメイトは、いつも不思議な意識でつながっています。


私は、先日江の島に行ってきました。
これは、その時に撮った写真です。



素敵な写真だったので、皆さんにお送りしました。


そして、文章の最後に先日訪れた江の島の洞窟内より海辺に続く階段。天使が二人降りてきます」と、何気なく記しておきました。


これは、あるお一方の女性からの、返信。。


「最近、天使についての本にはまっていて…なんとか私も見えないまでも、天使を感じたいと思っていたのが、つい二時間ほど前のこと…そこに夢千代さんからのメールです。。きっと天使が『私はちゃんといるよ』って私に伝えてくれたんだと思います」

upした写真には、『天使』は映っていませんが、メイトたちにお送りした写真には、『天使』が映っています。もちろん、本物の天使ではありません。ちょうどその時に元気に降りてきた、よそのおうちの子たちが、光につつまれて無邪気に降りてきたのが、僕にはそう見えたんです。


天使と言う言葉を、僕は普段から使っているわけではありません。

それなのに、たくさんある言葉のなかから、たった二つのその単語が組み合わさって、偶然生まれてきたことは、とても不思議な想いがするんですよね。



ソウルメイトの皆さんにお送りした写真を、そのままこちらに貼ろうと思いましたが、天使の写真は、皆さんだけの宝物にして欲しいので、こちらには載せません。



皆さんは、ぜひ、この光の階段から降りてくる天使たちの姿を想像して、みてくださいね。

今日も、良い時間をお過ごしください。


夢千代

2012年7月8日日曜日

日はまた昇る

最近、調子が悪く、TVやビデオを観て過ごすことが多かった。


僕の好きな役者さんの姿を、ここ二三日の間に立て続けに観たのだが、ふとあることに気が付いて、それをここに書き留めてみようと思った。


まず、僕が若いころから、本当にかっこいいなぁと思っていたのが、北大路欣也さん。
最近は、江 ~姫たちの戦国~で徳川家康公を演じた方といえばお分かりになるだろう。

そして、佐藤浩市さん。最近は、三谷幸喜監督の作品で登場したのをはじめ、「最後の忠臣蔵」では、私のご先祖様を演じたことも記憶に新しい。

田村高廣さん。子供の頃は、弟の田村正和さんが好きだったが、なんとも言えない味わい深い演技で、十代の終わり頃から好きになった俳優さんである。


寺尾聰さん。と言えば、サングラスをして、ルビーの指輪を歌う人だったけれど、映画寅さんに出演してから、俳優さんとしての味方が強くなって来た。



さて、以上挙げた俳優さんたちは、ある共通点を持っている。

それが何か、皆さんにはお分かりだろうか?



ある年代以上の方であれば、すぐに出てくるかもしれないが、この俳優さんたちは、言わずと知れた往年の名優さんたちのご子息でいらっしゃる。




北大路欣也さんのお父様は、時代劇スターの市川右太衛門さん。



佐藤浩市さんのお父様は、現在も活躍されている三國連太郎さん、釣りバカ日誌のスーさんで良く知られていますよね。



田村高廣、正和、亮さんの三人は、やはり時代劇スターで剣戟王(けんげきおう)と呼ばれた阪妻こと阪東妻三郎さん



寺尾聰さんのお父様は、演劇界に名だたる劇団民藝の創設者。宇野 重吉さんである。私が丸山先生のところに行った時、「君は本当は、宇野重吉さんみたいな人なんだがなぁ」と言っていたことを、いつも思い出す。



努力ではどうしようもない素質というものを、親から引いていることはとても多い。

もっとも素質だけあっても、何の努力もせず、「親の七光り」で世を渡ろうとする輩もいないこともない。
しかし、上にあげた俳優さんたちは、お父様の名に決して恥じないような、素晴らしい活躍を今でもされていることで、ファンとしては安心して夢見ていられる。

たとえ体が動かなくなっても、次の世代がまた新たな活躍をしてくれるというのは、親にとって何よりの喜びではないだろうか?

夢千代
画像 Eyes Pic

2012年7月3日火曜日

はまゆう山荘より

先日、久しぶりに休暇を取って、群馬県高崎市にあるはまゆう山荘に行ってきました。

はまゆう山荘のある場所は、かつて「倉渕村」と呼ばれ、私の住んでいる横須賀市の姉妹都市として、多くの横須賀市民がバカンスを楽しんだ所です(現在、倉渕村は高崎市倉渕町と表記されています)



2006年1月、群馬県で行われた「平成の大合併」により、倉渕村は、箕郷町、群馬町、新町、榛名町、吉井町と共に高崎市に編入したことで、「姉妹都市」の名前こそ外されてしまいました(そのままで良いと思うのですが…(^_^;)) が、現在でも横須賀市民は特典つきで、この施設を活用することが出来ます。



はまゆう山荘の位置する場所は、いわゆる「山荘」のある場所と違い、車やバスで行くことが可能ですが、車を持たない私は、近くの安中榛名まで鉄道を使い、そこまで送迎で来ていただく手段で、何度か宿泊させていただいています。


今回は、はまゆう山荘からお帰りのお客様がいるので、高崎のほうを廻りますから、特別にそちらまでお迎えに行っても良いですよということで、便の良い高崎駅に初めて降りました。

時間になって迎えに来ていただいた方は、はじめてお見かけするスタッフの方ですが、ざっくばらんな肉体労働派タイプのおじさんでした。

高崎駅からは、約一時間あるので、いろんな話をしながら山荘に向かいました。

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はじめに彼が話してくれたのが、この土地にある有名な道祖神のことだったんです。


「道祖神は、見たことがありますか?」

「いえ、何度かこちらに来させていただいたんですけれども、道祖神で有名なことは知ってましたけど、あまり出歩く機会がなくって、まだ見たことがないんです」

彼は、ちょっと遠回りして、村の中に何体もある道祖神の幾つかを、私に見せてくれました。
はじめに見た道祖神は、落合というところにある道祖神で、夫婦神和合の姿の中でもかなりセクシーな姿の道祖神でした。

「こんな姿の道祖神もあるんですね。驚きました」

「これは結構古いほうですけれどね、いろんな形があって、四種類に分けられます。夫婦型と僧形・天孫降臨・それと文字で表される形もありますね」

「…そんなにあるんですか!私の知識では、道祖神とは、夫婦和合の神だと聞いていました。神道の中で、もっとも原初の男と女の神様であられる神漏岐(かむろぎ)・神漏美命(かむろみ)という神様がいらっしゃるんですが、道祖神とはそれを象ったものだと。道祖神好きですよ。自分のうちにお祀りしたいくらいです」

「こちらにはよく来られるんですか?」

「いえ、はまゆう山荘に来るのは、今回で三度目ですが、この周辺はまだまだ知らないことが多いんです」

「ぜひ、お休みの時には来られたほうが良いですよ」
そう言うと、彼はさらに興味深い話を僕にしてくれました。

「私は休みの日になると、あちこち出かけるんです。あちこちと言っても、街の中にはあまり興味がありません。なんというか、広い世界が好きでね。私なんかしょっちゅう車で移動しているから、かえってお客さんみたいに電車なんか乗れないと思う。
僕が休みになると出かけるのは、まぁここも田舎だけれど、もっと田舎。ここから、二時間とか三時間、車を走らせると色々なところに行けるんです」

「あぁ、本当ですね。いい温泉も近いですねぇ。草津も伊香保もある。軽井沢も、この前はじめて行ってきましたけど、色々なところに行けますね」

「このあいだは、郡上八幡に行って来ました」
「郡上八幡!良いですね。あの水のきれいな所ですよね?」

「そうですね。あそこはよかったなぁ…。白山信仰が活発な所でね、おついたち参りがあって、あそこからまた加賀のほうにつながっているんです」
「白山ですか!今年四月に私行って来たばかりですよ」

「白山神社と言えば、この倉渕村にも信仰があるんですよ。あそこから、こちらへ嫁いできた方もいますし」

「へぇ、驚いたなぁ。まさか、白山とこちらがそうやってつながっているとは思いませんでした」
「まぁ、つながっていると言っても、白山神社があるということと、そちらから嫁いでいらした方の話を聞いたことがあるくらいですけどね。
また、あちらで葛飾北斎見てきたけど、はじめて良いとおもったなぁ。北斎なんて、全然いいとおもわなかったけど、あちらに行ったことで考え方が変わりました」

「その土地ならではの、作品を生み出すパワーがあるのかも知れませんね。よく芸術家や作家が、旅をしてインスピレーションを得るなんて言いますが、彼もそうだったのかも知れませんね」

「なるほどねぇ。あとは、巨樹とかね、巨岩を観に行くのも好きですね。特に岩ですね」

 

(榛名神社の御姿岩)

「岩ですか!私、ちょっと興味のある分野ですよ」

「中国であるひとつの石を手に入れてから、はまってしまいましてね、いま考えれば、その時の石はよくあるなんだか分からないような石にすぎないんだけれども、今では300個くらい持ってます」

「300個ですか!」

「そう。前に昇仙峡に行った時に、石の気持ちが分かるって言う人がいたんだけれど、石も抑圧されているから、あまりそれを家に置いておかないほうがいいなんて言われましたけど、今では高じてしまって、家の前に五メートルもある岩(この土地産出の自然石がいくつかあるらしいが、名前は忘れてしまった)が二つも並んでいるんです」

「私の友人にも、クリスタルボウルという石で出来た楽器を操る人がいますよ。彼女も私に必要な石は、向こうからやって来ると言っていました。石ですか、いいご趣味してますね」

「いや…、趣味なんていうもんじゃないですけど。例えばね…、街の中では自分の土地って言ったら、数字で決められているでしょう?ところが、こういうところに住む人間は違うんです。(車を停めて)ちょっとここ見てみてください。大きな岩が二本立っているでしょう。これが狭い所にぽつんと立っていたら、すごく大きいし、邪魔でしかないのだけれど、ここにこうしてあっても、これも五メーターくらいありますけど、それほど大きく感じないんですよね。あっても、景色にとてもあっているし」それで、これを門とみなせば、あちらにある山の景色が、すべて自分の家の庭なんじゃないかと、なんだか自然とそうやって思えてくるんですよね」

「はぁ。…大きいなぁ」


「大きいのが好きなんですよね。ここらへんで、パラグライダーが盛んなんですけど、私も十年くらいやりました。ほら、今、あちらの山の上で、いま降りたでしょう?」

「本当だ!」


「空の上から、この地上を見るとね、人間が開発した土地って、はがれた細胞のように見えるんですよ」


「ふ~ん(感心する)。そうそう、私の知っている巨岩なんですけれど、何年か前、広島に行ったんですよ。日本のピラミッドってご存知ですか?」

「いえ、初耳です」


「エジプトにあるピラミッドが、日本にもあるという学説を発表した酒井勝軍(かつとき)という大正時代の先生がいらしたんですが、広島県にある葦嶽山がそうなんだと言うんです」

「全然知りませんでした。それは本当にピラミッドだったんですか?」


「ピラミッドだという証拠があるんです。近くから見ると、本当にきれいな三角錐の形をしているし、また近くに拝殿やドルメン、太陽石といったものが続々と見つかったんです。確かに自然の山のはずなのに、これは何千年か何万年か前に作られた人工物であるとも言われているんですよ」

「それは知らなかった。今度調べてみますよ。あ、このあたりの景色もね、土地が相まって出来た地形だそうですよ。ほら、ちょうどエベレストが出来たようにね。このあいだ、地質学の先生がいらしてね、そう言っていました…」

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私は、ひさしぶりに人と話していて楽しいと思うことが出来た。

私は、彼がはまゆう山荘のどんなポジションの仕事を担当している方かも聞かなかったし、年齢はもちろんのこと、結局名前も聞かなかった。ふだん、私たちがこちらで重視しているものが、まるで関係なくって、お話しをしていればいるほど、自然と考えさせられたり、思わされたりすることが多々あり、何よりも素朴な人柄と無邪気な人間の「あるべき姿」に心惹かれた。


彼は、仕事は仕事だけれど、仕事に縛られて、石を観に行くことが出来なくなるのは嫌だと言った。はまゆう山荘に車が到着すると、彼は僕にこう言った。

「ありがとうございました。楽しいお話し、また聞かせてください」

(私のほうこそ!である)

そんな彼が、同じスタッフの方から何でも知っているとして尊敬され、ホームページの管理等様々なことが出来て、地元でも色々な活動を行っている知る人ぞ知る知識人であることをあとで知った。

                                              夢千代

2012年5月20日日曜日

シモン・ボリバル交響楽団



 もしもあなたが、良くない環境の中で、生まれ、育ち、生きていかなければならないとしたら、どうすれば良いのでしょうか?

生きるために、人を殺めなければならない時代もありました。

そしていまも、世界では厳しい環境のなかで生きている子供たちが、たくさんいます。

もしもあなたが、そのような良くない国に生まれることがあるとしたら、少しでも良い友人とつきあい、良い指導者を探し、一日一日、良い生活を心がけて欲しいのです。


 このシモン・ボリバル交響楽団は、画期的なシステムで彼らを更正させると同時に、彼らのあとに続く若者たちの未来をも切り開きました。

 夢を持った人たちが、希望を得た人たちが、いかに生き生きと輝くことが出来るか、彼らの演奏をどうぞ、一度でも聴いてみてください。
きっと彼らによって、私たちの心にも希望の種が植えられることでしょう。


 そして、今回日本から、我らが宮川久美さんが、彼らと同じ舞台に立ちます。皆さんで応援してあげてくださいね(^。^)

 夢千代

2012年5月19日土曜日

きんさん、ぎんさんの娘たち



かつて話題になった長寿姉妹、きんさん《成田きんさん(享年107)》ぎんさん《蟹江ぎんさん(享年108)》の娘さんたち4人が、平均年齢92歳でいま元気で過ごされているということをTVで知り驚きました。
「きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳」のCMが1991年だったそうだから、あれからもう20年も経っているわけですね。早いなぁ。

 さて、話題になっているのは、ぎんさんの娘さんたち。上から、長女の矢野年子さんは97歳。三女津田千多代さん93歳、四女佐野百合子さん90歳、五女蟹江美根代さん88歳。長女と三女の方は、共にだんなさんを亡くして、いまは二人で暮らしている。四女の方と五女の方は、それぞれ一人暮らしですが、ときたま四人姉妹で揃って、大好物のすき焼きをみんなで食べるそうです。

 母親であるぎんさんから長生きの秘訣として、言われたことがいくつかあるそうです。

 ①足を鍛えるために、歩きなさい
 ②魚を食べなさい
 ③人の手を借りないでなんでも自分でやること

 (あといくつかあったのですが、失念致しました…。)

 先出の通り、魚は…と言えばあまりみなさんお好きでないようですが、皆さんの生活を見ていると、それぞれ心がけていることがあるようです。

 長女と三女の方は、家事を上手く分担している。
 TVのスタッフの方に「喧嘩などしませんか?」という質問に、
 「するわぁ。しょっちゅうや」と。
 そして、「ストレスためたらあかんの」と言います。
 確かにそれぞれが言いたいことを言っていらっしゃる。
 けれど、この姉妹、実に喧嘩が上手い!
 さっと攻撃して、引かないほうを「はいはい」と言って勝たすのです。
 4人姉妹の時は、多数決。買い物でも、二人に「いらん」と言われたら、それでジエンドとなります。

 一人暮らしの佐野さんは、必ず声を出して新聞を読みます。
 孤独というのは恐ろしいものだから。一人だと一日中何もしゃべらないことだってあるのだそうです。
 だからこそ、ご主人が亡くなった次の日から、これが習慣になりました。

 五女の蟹江さんは、重いものを軽々と運ぶ。運転もする。誰も車に乗り込むのに手を貸したりしません。
自分のことは自分でやるのです。

 以上は今日見たTVの覚書だが、ネットの中にも、彼女たちの生きる知恵が、ここかしこに紹介されているから、興味がある人は見て頂きたい思います。

 何も長生きなんかしなくたって、私はいいと思います。
 素晴らしいのは、彼女たちの人としての在り方生き方です。

 私達にはまだまだ先のこと、などと言わずに、年はいまという時間の積み重ね。現代の若者こそは、彼女たちの生き方を見ならうべきなのではないでしょうか。


夢千代
 

2012年5月16日水曜日

ベルサイユのばら





ベルサイユのばらは、1972年に池田理代子先生が週刊マーガレットに掲載発表した、フランス革命を題材とした少女漫画です。


この漫画によって、マリー・アントワネットに興味を持った女性が、一体どれほど存在しているんでしょうか?
その後、宝塚によってこの作品が舞台化され、オスカルはカッコいい女性の代名詞ともなりましたね。


さて、そのベルサイユのばらが、実にすばらしい形となって、先ほどTVに登場していたので、ご紹介しておきたいと思います。

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新種のバラ「ベルサイユのばら」公開へ 千葉


 フランス革命を題材にした名作漫画「ベルサイユのばら」の名前を冠した新種のバラをフランスのバラ育種会社が開発し、5月下旬に千葉県八千代市の京成バラ園で公開する。
 同作品の連載開始40周年に敬意を表して開発され、埼玉県所沢市の西武ドームで開催される「国際バラとガーデニングショウ」(5月12~20日)で世界初公開となる。艶やかな輝きを帯びた深紅の大輪花を咲かせ、情熱的な作中の世界を想起させるという。京成バラ園芸(東京)のネット通販で苗の先行予約も100本限定で受け付けている。2012.3.16  MSN産経ニュース
(実際の写真はタイトルをクリック)

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 西武ドームには、池田理代子さんもかけつけ、「こうして私の作品のついた薔薇が、目の前に並んでいると思うと、我が子がいちばん美しく見えてくる」と大変感激されている様子でした。


                写真素材(写真の品種はカトリーヌ・ド・ヌーブ)


薔薇(ばら)
バラ科バラ属

 意外に思われるかも知れないが、原産はチベット周辺、中国の雲南省からミャンマーにかけて。
そこから、中近東、ヨーロッパ、へと伝播しました。

 
 バラは、数ある花の中でも格別に華やかなイメージがあり、プレゼントにはぴったりですね。二度咲きの花で、ちょうど今頃から六月にかけてが春の見ごろ。それから、秋のバラも美しいですね。

色は赤、黄、白、ピンク、帯紅、青、薄オレンジ、朱赤…          
種類は一体何種類あるんでしょうね。
→バラの種類

花言葉:愛情、模範、貞節、情熱

6月の誕生花


アニメの「花の子ルンルン」では、第4話「お姉ちゃんはバラの女王」でバラが登場しました。


夢千代





2012年5月15日火曜日

奇跡を望むなら


今まで知らなかったのですが、友人の美容室でかかっていた曲が、なんだかとても素敵で。
その時、私の髪を乾かしてくれていた友人の奥さんに、「これは誰の曲なの?」って聞いたら、「JUJUさんです」って。初めて彼女の名前を知ることになりました。

その日は、とても嬉しいことに、友人が帰り際「はい、これ」って何かを手渡してくれたので、「え?これなに」って言って開けてみたら、なんと先ほどかかっていたJUJUさんのCD「DELICIOUS」だったんですね。

あれから、CDを何回か聴いたけれども、すっと心に入ってくるのね、JUJUさんの曲っていうのは。


それから彼女自身にも興味を持ちました。

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音楽でも、絵でもなんでもそうなんですけれど、そこに歌われているのは、人の心。
そこに詞がつけられている曲ならば、僕はいつでも、まず「言葉ありき」で聴いてしまいます。


今朝、聴いてた、「奇跡を望むなら...」というこの曲も、僕にとっては初めての曲だったけれど、心を目覚めさせてくれるような美しい曲で、そこで歌われる詞もとても素敵でした。生きる事の寂しさと、それを笑顔で越えていく勇気。彼女自身がどうやって生きて来たか心に伝わってくるようでした。

時には誰でも、ふとした寂しさを感じることがあると思います
そんな皆さんも一度、聴いてみていただきたいと思います。
きっと勇気をもらえるはずです。


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そういえば、昨日、10年ぶりに、私がかけだしの頃、占いを観ていたお客さんに、街でばったり会いました。


「この十年、本当につらかった。それでも、あなたが言ってくれた、あの青空だけを信じてここまでやってきたの」


そう語る彼女の目には、生きる力がみなぎっていてね、かつとてもおだやかで。

あの時よりも、確実に何かが「良く」なっている。それは、ぱっと見ただけでは分かりにくいかもしれないけれど、覚悟とでもいうのかな…。時を隔て、重ねられた、生きる賢さが、目の前に生きていらしたんですね。

そこで立ち話していたのは、ほんの数分だったけれど、彼女の心は、そう、まるでこの歌の歌詞のようでした。繰り返し僕に「ありがとう」と言っていた彼女に、私は人としての誇りと尊厳と勇気と賢さを見つけたんです。


夢千代


2012年5月11日金曜日

日本人としての生き方考え方

紫微垣でも使えそうなテキストが、近くのセブンイレブンで販売されていました。



今まで、自己啓発に関する本がセブンイレブンで発売されていたことはありましたが、最近は、このような日本人としての本質を求める風潮が、高まってきているように思えます。




       



夢千代

2012年5月9日水曜日

夢見る野菜たち

スーパーで買い物をしていると、「春」という季節を感じます。

所狭しと並べられた緑色の野菜たちは、見ていてなかなか美しいものがあります。

それらをよく見てみているうちに、「時代」が確実に「進化」していることを、私は知らされることになりました。

それは何かと言うと…

この写真を見てください(パチッと写してしまいました。)



左から、『サニーレタス』『グリーンリーフ』『アスパラ』『ブロッコリー』『セロリ』。
ね、なかなか美しいものがあるでしょ?


でも、スーパーに置かれていた野菜は、こんなものではなかったのです。


『パプリカ』 『ほうれん草』 『にら』 『チンゲン菜』

よくご存知の野菜ですよね?


『ブラックレタス』 『ロメインレタス』 『グリーンカール』 … 

ん?

『フリルレタス』 『紅サンゴ』

え?

『春菊』 『わさび菜』 『水菜』 『とうな』 『タアサイ』 『ちぢみ菜』

わぁ!!

実は、この他にも緑色した野菜はまだまだあったのですが、名前を控えられたのは、やっとこれだけ。。

みなさんは、いくつ知っていましたか?


夢千代





2012年5月4日金曜日

横須賀の三つの青色

うららかなゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしですか。

「好きな季節」といえば、私は若いころには夏でしたが、あれから色々変わって、今は、この春の季節がいちばん好きです。

新緑の萌えるこの季節には、未来への希望と、現在のおだやかな心と生活を再認識させてくれる力があります。


昨年から、色々なところへ旅に行きました。
すべてがカラフルな南国の島にも行きましたし、神々の住む広大な社にも行きました。

つい先日は、巡礼の旅を続け、雪の降りしきる山々の景色を見たり、赤々と燃える護摩の炎を見たり、雄大な川の流れを見たりしていました


こうして横須賀に戻ってきて、現在横須賀がいちばん輝ける季節というのは、この春の季節だと思います。


寺千代の占いを毎週放送して下さっている、FMブルー湘南 が、このたびインターネットでの配信を開始しました。これをサイマルラジオって言うんですって。
このサイマルラジオの配信により、世界のどこにいてもリアルタイムの放送が、インターネットを通じて聴けるわけです。
寺千代が毎週末、九星気学で占った内容を、パーソナリティの鈴木初音さんが読み上げてくださっています。『寺千代の開運!九星占い』は、毎週土曜日朝10時30分~です。

このFMブルー湘南の「ブルー」という名に込められた意味が、実は横須賀の

海の青
風の青
空の青

を現しているということです。

子供の頃から横須賀で育った私は、この青の色が大好きです!

いつも「横須賀らしさ」ってなんだろうって考えます。
時が経っても、いつも変わらない横須賀らしい横須賀…って、このブルーの一言が私のなかでいちばんぴったりするんですよね。

夢千代

2012年4月23日月曜日

夢見る父ちゃん






昨日見たテレビは素敵でした。
僕が見た一つ目の家族は、11人の子供を持つアメリカ人の牧師の父ちゃんの家。
彼は、元軍人。その時に日本を訪れて、この国が大好きになったそうです。

そして戦争よりも、平和な仕事に就きたくて、牧師になった。そして念願の日本にやって来た。
牧師の父ちゃんは、何でも出来るスーパーマン
子供たちの食材の調達も、車のブレーキの交換も、家の子供部屋や駐車場まで自分で作ってしまう。

教会のお仕事が終わった後は、バンドマンに早変わり。家庭外でも人気は上々です。
子供達のお母さんは日本人。家庭内の会話は、何語か聞いてみると、父ちゃんは英語で母ちゃんは日本語で子供達と話す。みんな生まれついてのバイリンガルなんです。


もう一人の父ちゃんは、イラン人で飲食店を経営する父ちゃん。
いつも笑顔を絶やさずに、阿波踊りの連にも欠かせない街の人気者だ。
何やら出てきた店の看板メニューは、巨大なオムライス

こちらがなんと399円。

赤字覚悟だけれど、彼の生まれた国イランでは、こうしておもてなしをすることが何よりの喜びなんだとか。
おかげで、父ちゃんも母ちゃんも共に昼間アルバイトをしている。店のすぐ前にある生コンを扱う店で、肉体労働。母ちゃんは、公文で採点などの仕事をしているのだ。

彼らには娘が二人。18歳になる長女には、毎日、アルバイトから帰ってきたとき、お風呂で背中を流してもらう。15歳の次女は、受験勉強中で、何とかお目当ての都立高校に入学して欲しいと、父ちゃんも母ちゃんも切に願っているのだ。次女は、見事合格。私立高校ならば、父ちゃんがもう一つアルバイトを増やすと言っていたから、最高の親孝行になったよね。

なんだか、昔、良く見た風景。

日本に憧れる外国人は、今もどんどん増えている。
もしかしたら、日本の心を持った青い目の人たちが、いまにもっと街に現れるのかも知れない。

夢千代




2012年4月20日金曜日

大正浪漫に花咲きて



 大正七年―と言えば、ちょうど私の祖父母が生まれた頃のお話し。

 時…浪漫のかおり満ち満ち…
 人々の心 いまだ情けを知る…

 これは、私の『蔵書』のひとつ、はいからさんが通るの冒頭導入部の言葉です。




「人々の心 いまだ情けを知る」



 この漫画が発表されたのが、今からすでに、40年近い前のこですが、そうすると、それは当時からすでに失われつつあった、ということでしょうか…


 物語では、作者の大和和紀さんの美しい画によって、和洋折衷の文化が、そこかしこに紹介されている。そして、その中に生きる人々は、冒頭の言葉を決して裏切らない、人の情けの物語がコミカルに描かれていくのです。


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 さて、現代人における人情の篤い人を探すには、どうすれば良いか?

 柔らかで優しいまなざしであることはもちろんのこと、顔のパーツを見て判断するならば、耳たぶの大きな人を探すがよろしい。

 人相には、「知」「情」「意」という見方があって、大別して3パターンのタイプに人は分別されるのです。
 耳の形に注目するならば、情の深き人は耳たぶにその形を現します。

 人が信じられなくなった時、また、優しさにつつまれたい時には、このあたたかな心を持つ人のそばにいられたら、とても幸せなことですね。


夢千代








2012年4月19日木曜日

汚れ無き魂を持つ人


いつも親身にしてくださる霊能者の先生。楽しみにしていた今日、お会いすることが出来ました。


私が初めて先生にお会いした時、いっぺんで素晴らしいと思ったのは、すっと通った背筋と、精錬とされた生活、そしてご家族の姿でした。

先生は、私よりもずっと年上の女性の先生ですが、彼女も一人の人間です。


痛みも、苦しみも、ちゃんと感じるし、悲しみも孤独も切なさも、しっかりと越えて来られました。

そして、人様にアドバイスする時は、その方の見た目や現在の状況を決して重視なさいません。
あくまで、その方の可能性を見出し、勇気を与え、目の前にあるひとつの心と言向けて対峙されるのです。


私がお見受けする限り、先生はその方の立場というものを大変重視なさいます。

男性であるということ、女性であるということ、妻であるということ、夫であるということ。両親から生まれた一人の子であるということ、子供を持った親であるということ。年齢や精神の発達にふさわしい話題性の提供。また、先生御自身の、女性という立場、母であるということの立場、妻であるということの立場、それを逸脱することがありません。

いつも御自身の立場を守られて、傲慢にならず、決して卑下せず、ご自身の神様から与えられたお役目を、黙々と果たされています。

そんな先生から、私の前世を観ていただいたあと、私自身のお役目についてご示唆いただきました。

「あなたが神様からいただいた能力を無駄にしてはいけませんよ。あなたの助けを待っている人たちが、たくさんいらっしゃる」

いえ…、先生。私はまだ、心無い人たちから受けた傷が完全に乾ききってはいません。生きていることの意味さえも、無為にしてしまうような、我良しのみの人たちに向ける言葉を私は持たないのです。

そんな先生も、いえ、世の中のすべてのカウンセラー達は、少数の身勝手で礼節をわきまえない人種に、ふたつの意味で傷ついてこられましたね。それなのに、いつも少女のような笑顔で私達を迎えてくださるその変わらぬ姿勢に、私は毎回頭が下がるのです。


夢千代

2012年4月17日火曜日

横須賀でいちばんの井戸

私の祖父は、今年98歳になりました。
近所でいちばんの長老になってしまいました。
どこか普通の老人とは違います。背中だけはまるくはなったものの、僕が子供の頃とあまり変わっていません。


おじいちゃんは、こう言います。

「どうして、自分はこんなに長生きなんだろう。
あの町にも、この町にもあちこちに友達がいたけれど、みんな死んでしまった。
俺は、特に節制もしなかったし、ずいぶんと不養生なこともした。
でも、どうして生きているんだろう。
これは…運だな。運としか言いようがねぇよ」と。

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今朝、そのおじいちゃんから、このお家にある井戸の話を聴きました。

『昔、横須賀はみんな海だったんだ。
安浦の下は、海水浴場で、波が坂のすぐ下にまで来ていた。

俺が生まれる前はな、この平坂の下もみんな海で、切り立った崖の下に、それがあったんだ』


『横須賀も小さな村だった。横須賀村と豊島村が一緒になって、それで町になった。
この平坂はね、その横須賀村と豊島村をつなぐかなめだったんだよ。』

『あの頃は、人口がまだ7万しかいなかった。今は、40万、か?ずいぶんと人が多くなったなぁ。』

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『この平坂も、大分削ったからこれでもまだ緩やかになったけれど、以前は手押し車をひいひい言いながら登っていた難所だったんだ。

やっと上りきった所にね、ちょうどうちの井戸があって、「水をいっぱいください」って、「どうぞどうぞ」ってずいぶんとたくさんの人がこのうちの井戸の水を飲んだんだよ。』

『うちの井戸は深いよ~。ずーっと、下まで続いている。』

『あれは、戦後だったかなぁ。井戸を一度掃除するっていうんで、大がかりに消防車が来て、ずっと管を入れて、井戸の下のほうまでおろしたんだけど、もっとずっと下のほうまで伸びていて、結局見えなかった。そうしてるあいだじゅう、井戸の途中から、水がどんどん浸みだしてなぁ、青くて本当に透き通った良い水だったんだ。』

『ある人はな、これは横須賀でいちばんの井戸ですよ、って。いちばんだかどうだかはわからないけど、良い水には違いないな。
この家を建てる時にはな、井戸の権利を買って、それから、土地を買ったんだ。今も、あの時と変わらずに井戸から水が出ているけれど、今だってきっと飲めるんだと思うよ』

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横須賀には結構井戸のあるおうちがあるんですけれど、井戸の価値を知らずに、埋めてしまう方も少なくないんですね。

でも、井戸というのは、生活にいちばん必要な水を提供してくれた、命をつなぐとてもありがたい存在
そうやって、命を、生活を授かったことをすっかり忘れ、「いらないから」「邪魔だから」と言って何も考えずに井戸を埋めてしまう方がいることは、とても残念なことですよね。


夢千代

画像:街画ガイド

2012年4月16日月曜日

やって来た紫陽花の花



いつもみなさんがやってくる入り口の、階段のところ。ガラス越しに、何か白いものが見えました。
以前、この場所によく猫が来ていましたから、今回もそれかと思いましたが、何かもっと背が高くて、白くて丸いものです…。

??

戸を開けてみると、そこには白い袋のかかった鉢植えがひとつ。

何かと思って開けてみると…、きれいなアジサイの花がありました。

紫陽花(あじさい)は、紫微垣のシンボルです。

実は先日、巡礼の旅に出掛けていた私は、ちょうどこの場所にあった植物を枯らしてしまい、今日にでも買い求めなければ、と思っていたところだったのです。

(え?誰が置いたの?)


袋を開けると、そこに書かれていたのは笑顔のメッセージカードでした。
僕はびっくりしてしまって、急いでその送り主の方へ電話致しました。


「KAUさんでしょ?なんで?」(こんな掛けかたをしたの初めてです…)

明るく笑いながら彼女が言うには、明日(15日)の第二期紫微垣のお祝いとのこと。
それと、「綺麗だからなんとなく買って、差し上げたかった」とおっしゃっていただいて。


第二期紫微垣の第1回には、かつてKAUさんからご紹介いただいたお客様で、塾生第一号となった男性がいらしていましたが、その方いわく、

「彼女がこの花を買い求めたこちらのお店、実は私の同期生で友人なんです。たぶん彼女はそのことを知らないと思います」


嬉しい偶然が重なりました。

幸福は、突然やってくるものなのです。


紫陽花(あじさい)
(下記の場所で育成された『小町』という品種だそうです)

もともと紫陽花は、日本原産の植物で額紫陽花から派生したのだとか。
語源は、諸説あるなか、集真藍(あづさあい)が有力。
「あづ」集まる。「さ」接頭語。特に意味はない。「藍」そのまま色を表す。

http://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/ 加茂花菖蒲園

*半日陰が最適です
*剪定は花の直後に
*ハダニとスリップスに注意

花言葉:移り気、高慢、元気な女性、あなたは美しいが冷たい。

アニメの「花の子ルンルン」では、第18話「移り気な恋心」で紫陽花が登場しました。


夢千代


はじめまして

はじめまして。夢千代と申します。

このブログが、皆さんの心の夢となり、少しでも希望を持てるものとなったらいいなぁと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。


夢千代